ナラナラ・スクール
開校のことば
いま、わたしたちはあらゆる危機に直面しています。戦争、環境汚染、感染症、貧困、差別、孤独、いじめ、家族崩壊、等々……。どこにも解決策が見えないなか、どのように未来を生きていけばよいか分からない状況です。もしかしたら核戦争が起きて世界の終わりが来るのではないか、という時代に突入しています。
しかし、さまざまな不安がつのればつのるほど、わたしたちは「考える」ことをつづけなければいけません。古来、人類はどのような危機の下でも「考える」ことを絶やさずに危機を乗り越えてきました。「考える」こと、つまり「哲学(てつがく)する」ことでわたしたちは生きていけるはずです。昨日まで当たり前であったことが、今日当たり前でなくなることを絶え間なく「考える」こと。哲学がこれからの時代、真に求められます。
そしてさらに求められることは、自分の考えを他者に「語る」ことです。また他者の「語り」に耳を傾けることです。英語で「語り」のことを「narrative(ナラティヴ)」と言います。ただ「talk(トーク)」や「speak(スピーク)」「chat(チャット)」と同じようで違います。「narrative(ナラティヴ)」には「物語」という意味が含まれます。単におしゃべりをするのではなく、自分の考えを丁寧に他者に「物語る」のです。そうすることで、わたしたちははじめて自分自身を知ることができ、また他者に自分を理解してもらうことができます。また他者の「物語」を聞くことで、その人をより深く理解することができます。
「ナラナラ・スクール」の「ナラナラ」は、この「ナラティヴ」から取りました。このスクールは、これからの世界を作っていく若い人たちのための場所です。未来に向かっていく一人ひとりの「物語」が互いに響きあい、それぞれにとってあたらしい世界を発見できる場所でありたいと願います。
いま、わたしたちはあらゆる危機に直面しています。戦争、環境汚染、感染症、貧困、差別、孤独、いじめ、家族崩壊、等々……。どこにも解決策が見えないなか、どのように未来を生きていけばよいか分からない状況です。もしかしたら核戦争が起きて世界の終わりが来るのではないか、という時代に突入しています。
しかし、さまざまな不安がつのればつのるほど、わたしたちは「考える」ことをつづけなければいけません。古来、人類はどのような危機の下でも「考える」ことを絶やさずに危機を乗り越えてきました。「考える」こと、つまり「哲学(てつがく)する」ことでわたしたちは生きていけるはずです。昨日まで当たり前であったことが、今日当たり前でなくなることを絶え間なく「考える」こと。哲学がこれからの時代、真に求められます。
そしてさらに求められることは、自分の考えを他者に「語る」ことです。また他者の「語り」に耳を傾けることです。英語で「語り」のことを「narrative(ナラティヴ)」と言います。ただ「talk(トーク)」や「speak(スピーク)」「chat(チャット)」と同じようで違います。「narrative(ナラティヴ)」には「物語」という意味が含まれます。単におしゃべりをするのではなく、自分の考えを丁寧に他者に「物語る」のです。そうすることで、わたしたちははじめて自分自身を知ることができ、また他者に自分を理解してもらうことができます。また他者の「物語」を聞くことで、その人をより深く理解することができます。
「ナラナラ・スクール」の「ナラナラ」は、この「ナラティヴ」から取りました。このスクールは、これからの世界を作っていく若い人たちのための場所です。未来に向かっていく一人ひとりの「物語」が互いに響きあい、それぞれにとってあたらしい世界を発見できる場所でありたいと願います。
2022年9月1日
スクール主宰 中村剛彦
★「ナラナラ・スクール」オンライン説明会(Zoom)を随時開催します。
参加費:無料
本スクールのコンセプト、「哲学教室」の概要、進め方等について主宰の中村が説明いたします。
ご希望の方は、本サイトの一番下にあります「お問合わせ・お申し込み・ご相談」先メールまでご連絡ください。日程調整をさせていただきたく思います。
本スクールのコンセプト、「哲学教室」の概要、進め方等について主宰の中村が説明いたします。
ご希望の方は、本サイトの一番下にあります「お問合わせ・お申し込み・ご相談」先メールまでご連絡ください。日程調整をさせていただきたく思います。
哲学教室
世界で読まれている名作児童文学を読みながら、作者のメッセージを汲みとり、「生きること」の意味について考え、語り合います。
読書が苦手であったり、国語が苦手な方でもまったく問題はありません。この哲学教室は国語力を競う場ではないので、設問を設定して回答を求める方法をとりません。大人になっても読み返す価値のある名作が持っているゆたかな想像力と智慧を学び、自分自身の力で哲学することの大切さを学ぶ場です。
もちろん国語力向上を目的にする方にも適しています。すぐれた本を丁寧に読むことこそが、国語力向上の基本だからです。
読書が苦手であったり、国語が苦手な方でもまったく問題はありません。この哲学教室は国語力を競う場ではないので、設問を設定して回答を求める方法をとりません。大人になっても読み返す価値のある名作が持っているゆたかな想像力と智慧を学び、自分自身の力で哲学することの大切さを学ぶ場です。
もちろん国語力向上を目的にする方にも適しています。すぐれた本を丁寧に読むことこそが、国語力向上の基本だからです。
第7期「哲学教室・『ハックルベリー・フィンの冒険』編」(2026年1月18日〜)
小学生の部:毎週日曜日15:00〜15:50
中学生の部:毎週日曜日16:00〜16:50
高校生の部:毎週日曜日17:00〜17:50
保護者の部:毎月一度、調整して開催したく思います。
*今後、大学生、社会人(20歳以下)の部も開きたく思います。
*各部はそれぞれ学年毎には分けません。中村と1対1でじっくりと本を読んでゆきたい方は、平日または土曜日に「プライベート・クラス」の日程調整をさせていただきます。
*参加者の都合によって、曜日と時間を変更する場合があります。
*期の途中からでも参加できます。
*保護者の部は参加希望者のみです。
*各部はそれぞれ学年毎には分けません。中村と1対1でじっくりと本を読んでゆきたい方は、平日または土曜日に「プライベート・クラス」の日程調整をさせていただきます。
*参加者の都合によって、曜日と時間を変更する場合があります。
*期の途中からでも参加できます。
*保護者の部は参加希望者のみです。
●受講料:小学生:500円/1回、中学生:600円/1回、高校生:700円/1回
*支払い方法等の詳細は「受講料」ページをご参照ください。またご不明な点は下記「ナラナラ・スクール事務局(矢口)」にお問い合わせください。
*各期の終了後に寄付(任意)を受け付けています。
●受講資格:「ナラナラ・スクール」のコンセプトにご賛同いただき、本サイト「免責事項」「プライバシー・ポリシー」「キャンセル・ポリシー」に合意いただいた方。
●定員(各部):10名。*定員になり次第締切とさせていただきます。
●オンライン・アプリはZoomを使用しますので、Zoomが使用できるPC、タブレット、スマートフォンをご用意ください。
第7期に取り上げるのは、マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』(千葉茂樹訳、岩波少年文庫、880円)です。毎回1章〜2章のペースで上巻下巻それぞれを半年かけて読んでいきます。参加者同士で本を読んで感じたこと、考えたこと、疑問に思ったことなどを相互に語りあう形式です。中村はオブザーバーとして、適宜語り合いを深めていきます。
*支払い方法等の詳細は「受講料」ページをご参照ください。またご不明な点は下記「ナラナラ・スクール事務局(矢口)」にお問い合わせください。
*各期の終了後に寄付(任意)を受け付けています。
●受講資格:「ナラナラ・スクール」のコンセプトにご賛同いただき、本サイト「免責事項」「プライバシー・ポリシー」「キャンセル・ポリシー」に合意いただいた方。
●定員(各部):10名。*定員になり次第締切とさせていただきます。
●オンライン・アプリはZoomを使用しますので、Zoomが使用できるPC、タブレット、スマートフォンをご用意ください。
第7期に取り上げるのは、マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』(千葉茂樹訳、岩波少年文庫、880円)です。毎回1章〜2章のペースで上巻下巻それぞれを半年かけて読んでいきます。参加者同士で本を読んで感じたこと、考えたこと、疑問に思ったことなどを相互に語りあう形式です。中村はオブザーバーとして、適宜語り合いを深めていきます。
村岡花子訳等他の翻訳本をお持ちの方も、岩波少年文庫版はあらかじめご購入ください。
・Amazonページ→https://amzn.asia/d/12RsgJt
【参考】
第1期:ミヒャエル・エンデ『モモ』(2022.9〜2022.12)
第2期:ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』(2023.1〜2023.9)
第3期:サン=テグジュペリ『星の王子さま』(2023.10〜2024.3)
第4期:ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』(2024.4〜2024.9)
第5期:宮沢賢治『銀河鉄道の夜』(2024.10〜2025.3)
第6期:L.M.モンゴメリ『赤毛のアン』(2025.4〜2025.12)
ナラナラ・スクール事務局・矢口ゆりによるnote記録:https://note.com/narranarraschool
第1期:ミヒャエル・エンデ『モモ』(2022.9〜2022.12)
第2期:ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』(2023.1〜2023.9)
第3期:サン=テグジュペリ『星の王子さま』(2023.10〜2024.3)
第4期:ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』(2024.4〜2024.9)
第5期:宮沢賢治『銀河鉄道の夜』(2024.10〜2025.3)
第6期:L.M.モンゴメリ『赤毛のアン』(2025.4〜2025.12)
ナラナラ・スクール事務局・矢口ゆりによるnote記録:https://note.com/narranarraschool
*ご希望があれば保護者の方もご参加いただけますが、ご本人の自由な思考や発想の妨げにならないようにご配慮をお願いします。
*ご本人、保護者の方からのお問合わせ、お申し込みはこのページの下にあるお問合せ先までお願いします。
*ご本人、保護者の方からのお問合わせ、お申し込みはこのページの下にあるお問合せ先までお願いします。
【オプショナル・コース】
ナラナラ・アート・サロン
2026年からはじめる新たなコースです。「哲学教室」では本を時間をかけて読む「インプット」行為と、その場での「ナラティヴ(語り)」=「アウトプット」行為がなされているのですが、この「ナラティヴ(語り)」=「アウトプット」をより個人個人の中で時間をかけて深めていく活動を目指します。
2026年からはじめる新たなコースです。「哲学教室」では本を時間をかけて読む「インプット」行為と、その場での「ナラティヴ(語り)」=「アウトプット」行為がなされているのですが、この「ナラティヴ(語り)」=「アウトプット」をより個人個人の中で時間をかけて深めていく活動を目指します。
この「アート・サロン」の「アート」は狭義の「芸術」ではありません。その語源といわれている古代ギリシャの哲学者アリストテレスが述べた自然を模倣・探究するための「テクネー(技術)」や、戦後日本を代表する哲学者鶴見俊輔が定義した、紙新聞で作るカブトなど生活の中での「遊び」から生まれる「限界芸術(Marginal Art)」までを含めた広義の「アート」です。ですので自然法則を探究する理系志向の方も対象となります。このサロンは参加者が主役です。編集者としても長い経験がある中村は補助役として伴走してゆきます。
*現在試行中の例:小学生による「歌ってみた」Youtubeチャンネル開設、中学生による洋書のバロック音楽理論の訳出、高校生による世阿弥『風姿花伝』研究など。
また、これまでたびたび開催してきました、さまざまな職業人と直接対話をする「プロフェッショナル・ナラティヴ・サロン」もこの「ナラナラ・アート・サロン」の一環に組み込みます。
これまで医師、映画カメラマン、建築家、新聞記者、デザイナー、プログラマーの方にお話をしていただきました。今後は、漆職人、絵本作家、翻訳家の方を予定していますが、1回限りのお話ではなく、複数回にかけてお呼びしたく考えています。
[対象:小学5年〜高校3年]
●受講資格:「哲学教室」に定期的にご参加の方。
●受講料:小学生:1000円/1回(50分)、中学生:1200円/1回(50分)、高校生:1400円/1回(50分)
[対象:小学5年〜高校3年]
●受講資格:「哲学教室」に定期的にご参加の方。
●受講料:小学生:1000円/1回(50分)、中学生:1200円/1回(50分)、高校生:1400円/1回(50分)
隔週、または月1回の選択も可能です。その場合の料金は月単位で以下のとおりです。
小学生:2500円/隔週、1500円/月1、中学生:3000円/隔週、1800円/月1、高校生:3500円/隔週、2100円/月1
*取り組む内容等詳細は個別にご相談させていただければと思いますので、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
その他、学習支援等
外国にルーツを持つ方や不登校の方などの学習支援等を少額で行なっています。詳細については以下の「ナラナラ・スクール事務局」(矢口)までお問い合わせください。
スクール主宰・講師プロフィール
中村剛彦(なかむらたけひこ)。1973年、横浜生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。
詩人、評論家、朗読家、編集者。
大学卒業後、大手予備校、個人塾等で国語、英語、小論文の指導をしながら詩の出版社ミッドナイト・プレスの副編集長をつとめる。
著書に、詩集『壜の中の炎』、詩集『生の泉』(ともにミッドナイト・プレス)。評論に共著『半島論 文学とアートによる叛乱の地勢学』(響文社)、『ただ、詩のために──岡田幸文追悼文集』(ミッドナイト・プレス、編集)。その他文芸誌、WEB等に文芸評論、映画評論等を多数執筆。2019年より本スクールの母体となる「語り」のウェブサイト「ナラティヴ ナラティヴ」(https://narranarra.com)主宰。個人ブログ「dog & poetry life of Takehiko Nakamura」(https://takeandbonny.tumblr.com)
2022年9月から横浜のコミュニティラジオ「横浜マリンFM」で毎月第1・3・5金曜日16:00〜「詩人中村剛彦の折々の詩」担当。→https://www.marine-fm.com
詩人、評論家、朗読家、編集者。
大学卒業後、大手予備校、個人塾等で国語、英語、小論文の指導をしながら詩の出版社ミッドナイト・プレスの副編集長をつとめる。
著書に、詩集『壜の中の炎』、詩集『生の泉』(ともにミッドナイト・プレス)。評論に共著『半島論 文学とアートによる叛乱の地勢学』(響文社)、『ただ、詩のために──岡田幸文追悼文集』(ミッドナイト・プレス、編集)。その他文芸誌、WEB等に文芸評論、映画評論等を多数執筆。2019年より本スクールの母体となる「語り」のウェブサイト「ナラティヴ ナラティヴ」(https://narranarra.com)主宰。個人ブログ「dog & poetry life of Takehiko Nakamura」(https://takeandbonny.tumblr.com)
2022年9月から横浜のコミュニティラジオ「横浜マリンFM」で毎月第1・3・5金曜日16:00〜「詩人中村剛彦の折々の詩」担当。→https://www.marine-fm.com
朝日新聞「あるきだす言葉たち」
(2017年3月15日掲載)
(2017年3月15日掲載)
◉お問合せ・お申し込み・ご相談
ナラナラ・スクール事務局
(矢口ゆり)
(矢口ゆり)
以下のメールマークをクリックしてメールでお送りください。
後日、narranarra.school@gmail.comよりお返事をいたします。
お気軽にお問い合わせください。
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*narranarra.school@gmail.comが迷惑メールに振り分けられないよう設定をお願いします。
本スクールの活動への寄付を受け付けています。上記のメールマークをクリックし、メールをいただけましたら、後日詳細についてご連絡をいたします。何卒、よろしくお願いします。
Illustration : Tomoaki Furuya
© 2022 Takehiko Nakamura